トランスペアレントテクノロジー : 「インビジブル・バイオメトリクス・センシング・ディスプレー」が乗客の生体パラメーターをモニタリング

1月にラスベガスで開催されるCESに先立ち、出展製品の中で評価されたものとして、コンチネンタルのインテリジェント・ディスプレー・ソリューションが「Vehicle Tech and Advanced Mobility」部門でイノベーションアワードを受賞しました。インビジブル・バイオメトリクス・センシング・ディスプレーは、ダッシュボードディスプレーの背後に設置されたカメラとレーザープロジェクターを使用し、車内の乗員の生体情報を追跡します。高解像度のOLEDスクリーンを通じて乗員を検知するため、肉眼では完全に見えない仕組みとなっています。

革新的なディスプレーには、他にも多くの利点があります:例えば、エアバッグやその他の拘束装置の展開を最適化し、シートベルトの正しい固定を確認するための3D距離マッピングを備えています。 さらに、生体認証ソリューションのリーディングプロバイダーであり、BASFの子会社であるtrinamiXと共同で開発されたインビジブルバイオメトリクスセンシングディスプレーは、心拍数などのバイタルパラメータを非接触でモニタリングし、ストレスの多い状況や運転席での差し迫った医療緊急事態を特定することができます。必要に応じて、車両に取り付けられた対応する安全機能をトリガーして、乗員や他の道路利用者を保護することができます。

コンチネンタルのユーザーエクスペリエンス部門長、パヴェル・プラウザ (Pavel Prouza)は、次のように述べています。「私たちが持つ専門知識で、先駆的なテクノロジーをディスプレーソリューションにシームレスに統合しました。その結果、提供できる機能範囲が拡大し、付加価値創出につながります」

毎年1月にラスベガスで開催される世界有数のテクノロジー見本市であるCESに先立ち、コンチネンタルのインテリジェント・ディスプレー・ソリューションが「Vehicle Tech and Advanced Mobility」部門でイノベーションアワードを受賞しました。受賞に際し、プラウザは次のようにコメントしています。「この賞は、ユーザー体験に関するコンチネンタルの広範な技術的専門知識を強調するものです。カメラとレーザードットプロジェクターをディスプレーの背後に見えないように配置することで、車両のインテリアデザイナーに対し新たな創造的可能性を解き放ち、ユーザーの受容を促進します」。インビジブル・バイオメトリクス・センシング・ディスプレーは、運転者モニタリングシステムの解釈に関連する多くの重要なデータポイントをキャプチャーします。したがって、肉眼では見えない革新的なオールインワンソリューションを提供します。