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      プレス リリース
      2024年2月14日

      コンチネンタル、オートモーティブセクターにおける研究開発の効率化を推進

      • コンチネンタルはオートモーティブグループセクターの研究開発効率向上に向け、2023年12月に発表した施策を世界的に展開、その影響は世界約1,750人の従業員に
      • 同グループセクターはライン=マイン地域の拠点統合を検討
      • 既に発表した事業運営の合理化施策により、約5,400人の従業員が影響を受ける
      • オートモーティブセクター担当取締役フィリップ・フォン ・ ヒルシュハイト「研究開発ネットワークの合理化による相乗効果を活用し、コスト削減を目指してまいります。さらに、開発期間の短縮と高成長が見込める新技術に注力することで、長期的な競争力の向上を図ります」

      こちらは現地時間2024年2月14日にドイツ・フランクフルトで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

      コンチネンタルは、オートモーティブグループセクターの競争力を強化するためのさらなる施策を決定しました。今回の施策は、オートモーティブ部門のグローバルな研究開発ネットワークの効率化を目指すものです。同グループセクターがもつ現82カ所の開発拠点の多くが遅くとも2025年末までに合理化され、開発ユニットのプール化による既存インフラの有効活用により、業務プロセスにおける相乗作用を狙うものです。この効率化施策は、ソフトウェア子会社のエレクトロビット(Elektrobit)に在籍する380人を含め、世界中で約1,750人の従業員に影響を与えます。今回の施策に伴う組織調整は、現地の状況に従い、可能な限り社会的責任をもって、段階的に実施されます。

      同社はまた、ライン=マイン地域の拠点統合も検討しています。オートモーティブセクターの責任者を務めるフィリップ・フォン・ヒルシュハイト取締役は次のように述べています。「従業員への影響を認識しており、ソーシャルパートナーと共に、最適なソリューションを見つけるべく全力を尽くします。」

      今回の施策は、2023年12月に発表された「Lead – Focus – Perform」戦略の一環であり、その目的は、プロセスの効率化や協業、特に有望な成長分野への注力を通じた、長期的な競争力向上を図ることにあります。投資家向け説明会Capital Market Day 2023で既に発表したように、オートモーティブグループセクターは売上高研究開発費率を(2023年の約12%から)10%未満へと中期的に削減、研究開発リソースをさらに有効活用することを目指しています予定です。今回、同グループセクターは2028年までに9%を目指すという目標も明言しています。売上高比率が低下しても、研究開発費の絶対額は、中期的に予想される売上増に伴い引き続き増加します。

      フィリップ・フォン・ヒルシュハイト取締役は次のように述べています。「研究開発はイノベーションと成長の基盤を築きます。研究開発活動の効率化とプール化により、協業の強化、相乗効果の活用、開発期間の短縮、ひいては長期的な競争力向上を目指します。中期的には、ソフトウェア定義車両向け新技術に対し、今まで以上にリソースを集中させます」

      2023年11月に発表のとおり、オートモーティブグループセクターは、2025年から年間4億ユーロのコスト削減を目指し、事業・管理体制の簡素化と合理化も推進しています。この施策は世界中で約5,400人の従業員に影響を与えることが見込まれるため、可能な限り社会的責任をもって実施されます。