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      Mobilitätsstudie 2018 - Assistenzsysteme
      ニュース
      2019年5月15日

      ドライバーは工事区間通過時のナビゲーションとして先進運転者支援システムを期待

      • 先進運転者支援システムの受容度は引き続き高い
      • シャシー&セーフティー部門長フランク・ヨーダン: 「事故防止に大きな可能性」

      コンチネンタル・モビリティ・スタディ2018によると、先進運転者支援システムは非常に好意的に受け止められているようです。たとえば、日本ではドライバーの43パーセントが狭い工事区間の通り抜けに支援システムを利用したいとしています。この割合は中国、米国、ドイツではさらに高く、各国で回答者のおよそ3分の2を占めています。中国では、先進運転者支援システムを容認する割合が過去5年間で55パーセントから68パーセントに上昇しています。米国とドイツは同期間でほぼ横ばいで、意外にも日本のみが65パーセントから42パーセントと大きく数字を下げました。

      「先進運転者支援システムは安全性を向上させ、現在でも既に多くの事故を防いでいます。緊急ブレーキアシストは後方への衝突防止に極めて有効です。予測システムは、差し迫った危険を特定してドライバーに警告を出し、ドライバーが時間内に対応しなかった場合は緊急ブレーキを作動するかブレーキ操作を補助することで事故を回避してくれます。」コンチネンタルの取締役でシャシー&セーフティー部門を担当するフランク・ヨーダン(Frank Jourdan)は説明します。

      コンチネンタル・モビリティ・スタディ2018の調査によると、追突事故に巻き込まれた経験があるドライバーの数は日本では対象者のおよそ3分の1で、中国、米国およびドイツでは半数近くにのぼりました。中国ではドライバーの10人に1人が人身事故に関与した経験を持ち、これは米国でおよそ5人に1人、日本とドイツではおよそ7人に1人の割合です。動物と衝突して車両が大きく破損したケースは、米国とドイツでは5人に1人、中国では7人に1人、日本では12人に1人が経験しています。

      「1件の事故でも多いのです。コンチネンタルのコンポーネントおよびシステムは、路上の安全性を高めるため重要な役割を果たしています。コンチネンタルは長年にわたり、長期的目標であるビジョン・ゼロ戦略を推し進めてきました。ビジョン・ゼロは、交通事故による死亡や怪我は言うまでもなく、交通事故の発生自体をなくして初めて達成されるのです。」ヨーダンは続けます。

      2019年5月22日(水)から5月24日(金)までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2019」では、ビジョン・ゼロの実現に向け、より安全な未来のモビリティに向けた幅広い製品・技術をご紹介します。

      コンチネンタル・モビリティ・スタディ2018では、テクノロジーカンパニーが市場調査・社会調査会社であるinfas社とともに日本、ドイツ、アメリカ、中国で代表的な調査を行いました。科学分野、自動車業界の有識者へのインタビューも行い、運転者支援システムと自動運転の受容に関する世界で最も総合的な調査の一つとなっています。

      モビリティスタディ2018 特設サイト にて調査結果を詳しくご紹介しています(本文は英語)

      利用可能なドキュメント