Takashi H.
J.DRIVEメンバー (2017年入社)
(現在インテリア部門 インフォテイメント&コネクティビティ事業部所属)
Q. コンチネンタル・ジャパンへ入社を決めた理由を教えてください。
次の3つの観点でコンチネンタル・ジャパンを選びました。
先ずは、自動車業界におけるグローバルメガサプライヤーであることです。元々車は好きであったことや、学生時代は研究室で自動運転の研究に携わっていたことから、自然と自動車業界に興味を持っていました。就職活動を通じて、エンジニアとしてグローバル市場で活躍できる可能性が高く、各要素技術により深く踏み込めるサプライヤーだと感じ、コンチネンタル・ジャパンに興味を持ちました。
次に、自身の成長に繋がる環境であると感じたからです。コンチネンタル・ジャパンの新卒採用の大きな特徴は、2年間で3回の仮配属を経験できることだと思います。就職活動当時はこの仮配属期間を通して何を得られるか分かりませんでしたが、コンチネンタル・ジャパンが新卒対象の教育にとても力を入れていることは想像できました。さらに、様々な文化が入り混じる環境で英語を実践的に使える機会が豊富な点も魅力的だと思いました。
最後に、環境・待遇面です。都心ではなく横浜にオフィスがあるため、毎日都内への通勤ラッシュにもまれなくても良い点や、フレックス制度(2019年1月よりスーパーフレックス制度導入)を活用してプライベートと仕事のバランスが取りやすいだろうという点で魅力を感じました。また、家賃補助があることも入社を決意する要素の一つとなりました。
以上の理由より、最終的にコンチネンタル・ジャパンにて自分のキャリアを積んでいこうと決意しました。
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
私は現在、インテリア部門のインフォテインメント&コネクティビティ(以下IC)事業部に所属しています。
この事業部はカーナビやマルチメディア、通信ユニットを扱うところで、日本のIC事業部にて製品の設計開発はしていませんが、今後のビジネスへ繋げるための先行開発活動に取り組んでいます。今は、別拠点のチームが行っているセルラーV2Xの実証実験のサポートと、あるオープンソースのプラットフォームを使ったインフォテインメント系のアプリケーション開発を通じた評価活動を行っています。
仮配属時も、同事業部にて現在の仕事と関連した業務を担当したことがあり(下記リンク参照*)、本配属として実務に入ってからでもさほど違和感なく業務を進めることができています。
*https://www.continental-corporation.com/ja-jp/press/press-release/2018-12-13-c-v2x-japan-155604
Q. 業務上での達成感や自己成長を感じたエピソードを教えてください。
徐々にですが、海外のお客さまとの英語での電話会議中にアルゴリズムの説明など多少複雑なことを急に質問されても対応できるようになってきたことは、自分の成長度を感じることができています。
またエンジニア業務上での達成感といえば、先ほどお話したセルラーV2Xの実証実験プロジェクトで、自分が考案したモニタリングやオペレーションのツールが実際に活用されたことです。このプロジェクトでは、異なる業種の6社で共同実証を実施しました。各社の考え方や立場、活動に参加する狙いも異なり、プロジェクトの各局面が多くの議論が交わされました。難しさもあった分学びもあり、本プロジェクトが一定の成果をもって締めくくられたときは大きな達成感がありました。
Q. J.DRIVEプログラムでの学びを教えてください。
仮配属中では、周りが自分の失敗を許してくれる立場であるとの自己認識があり、多少なりとも気楽さと独創的な発想を持ち仕事をすることができました。その結果、先ほどお話したサポートツールセットやリアルタイムモニタリングが生まれ、共同実証活動に大きく寄与したと社外のパートナーから評価を受けることができました。この経験より、新しい価値を生むためには、大変な時であっても想像力を膨らませるための精神的余裕をもつことは大事だと学ぶことができました。もちろん、このように伸び伸びと仕事が出来るかどうかは職場環境や上司のおかげである部分が大きいです。
また、2年間で量産開発と先行開発の両者に携わることができ、その空気の違いやレベルの違いなどもエンジニアとしての大きな学びだと思っています。
Q. 学生の方へメッセージをお願いします。
会社で働いた経験のない学生の方にとって、働きたい会社を選ぶのは難しいと思います。
私の主観ではありますが、企業に属している社会人として最もありがたく感じているのは、今の会社が多様性を尊重していることです。担当する仕事もやり方も家庭の事情も、人それぞれです。社員がある程度自分のやりたい様に仕事をしていても、全体としての成果が残せるように会社側が組織単位で支援しその職場環境を作ることが、「多様性を尊重する」ということだと私は考えています。
もちろんこれは非常に難しいことであると認識しており、コンチネンタル・ジャパンも「多様性の尊重」という考えを醸成するために試行錯誤しながら様々な施策を取り組んでいると思います。多様性を考慮した組織かどうかを、会社選びに取り入れてみてもよいかもしれませんね。
<一日のスケジュール>
時間 | 予定 |
~9:30 | 出社 *スーパーフレックス活用により私用があるときは11:30頃の出社、実験などの予定があるときは7:00時頃の出社など、出社時間は柔軟に設定しています。 |
9:30~ | メールチェックと当日の予定確認 - 他チームからの質問への対応、今日達成すべき目標の確認などをしています。 |
12:00~ | ランチタイム |
13:00~ | 別チームとのミーティング - 各チームの業務状況の共有やプロジェクトの進行状況を話すような場合もあれば、プログラムの仕様といった非常に具体的な話題の場合もあります。 |
14:00~ | チームミーティング - 業務進捗状況の共有を行うことが主ですが、上記の仕事内容で触れたあるオープンソースプラットフォーム関連の業務でいえば、それがどの様にビジネスにつながる可能性があるか、またはアプリの構成についてなどを議題としています。 |
16:00~ | 開発業務 |
18:30~ | 退社 - 退社後は大抵ジムに行ったり同期の社員と飲みに行ったり、家でゲームをしたりします。*実験の進捗状況、お客さまとのやり取り、海外との会議などにより、退社時間が遅くなる時もあります。 |
* このインタビュー記事は2019年4月末現在の内容です