学生時代に培った専門知識を社会に還元していく
2年間にわたるコンチネンタルの新人研修J.DRIVEプログラム。この2年間では、半年間の基礎研修と半年間の仮配属を3回経験します。このインタビューでは、2023年に入社し、現在2回目の仮配属中の男性社員にインタビューしました。学生時代に学んできた分野を生かして働くリアルをお伝えします。
<プロフィール>
名前:Chotaro Y.
大学院では自動運転に関する研究を行っていた。その経験を生かして AIを使った技術開発に携わりたいと考え、コンチネンタルに入社。
やりたかった技術開発があったことと人のあたたかさが入社の決め手。
―メーカーではなく、サプライヤーを志したのはなぜですか?
愛知県出身ということもあり、周囲には自動車にかかわる仕事をする人が多い環境で育ちました。その後、大学、大学院と自動運転技術に関する研究を行っていたので、自然と自動車にかかわる仕事を志していました。就活時期は完成車メーカーも少し見ました。しかし、一番興味を持ったのが”センサーの技術そのもの”だったので、よりその技術を究められるサプライヤーを選びたいと思いました。
これからの時代は間違いなく英語が必要だとも思っていたので、外資系であったことも魅力でした。
―携わりたい領域がはっきりしていたので、それができる場所を探したということなのですね!コンチネンタルへの決定打はなんだったのでしょう?
1つは、外資系であることです。これからの時代に英語は必須だと思っていたので、英語に触れられる場所で仕事をしたいと思っていました。
もう1つ、コンチネンタル1本に絞った理由は、人です。採用担当者からエンジニアまで、面接で出会った方々があたたかく、フィードバックをくださり、人を大切にしている企業だと感じたんです。就職活動において面接は「見極め」の場であると思っていた私にとっては、この経験がコンチネンタルの社風が好きだと気づくきっかけにもなりました。
予想以上の裁量権。 先輩の助言で楽しめるようになった。
―今のお仕事内容を教えてください。
先端技術の開発を行うチームで、AIを用いた自動運転技術の開発を行っています。まさに、学生時代に行っていた研究の延長線上の仕事です。
今の自動運転技術には、AIは一部しか使われておらず、まだまだイレギュラーに対応できないところも多いです。さらなるAI搭載により、自動運転技術は発展していく可能性を秘めています。
―開発計画などはどのようにして決まっていくのでしょうか?
J.DRIVEの仮配属期間が始まってから、上司は僕の成長速度を見ながら少しずつ裁量権を渡してくれました。今では開発の段取りやスケジュールは僕自身に裁量権があります。複数用意されたユースケースをもとに、解決したい方向性だけはざっくりと決まっているのですが、どのように開発を進めるかは自由です。
はじめは自由すぎて戸惑ってしまうこともありました。そんな時、上司から、「自分のやりやすいようにやっていいんだよ」と背中を押してもらったことで、”道筋がなく難しい”という思考から、”自分の想いを反映できるんだ”という思考に切り替えて楽しむことができるようになりました。
今は、仮配属3回のうちの2回目です。僕は1回目も2回目も、同じ今の部署を希望しています。そして、3回目も継続を希望しているので、仮配属のトータル1年半の間に1つの技術を完成させることを目標にしています。チームの上司には、僕から本配属もこの部署を強く希望しているとすでにお伝えしており、本配属後もこの部署になれば良いな、と願っています。
―苦労していること、大変なことはありますか?
今取り組んでいる内容自体は、学生時代に取り組んでいたこととすごく似たものですが、”責任が違う”、と感じています。責任があるということです。学生時代はあくまで”研究”でしたが、今は実用化を意識しなくてはなりません。だからこそ、安全性重視の意識をもつようになりました。自動車開発において、安全性は必須で1つのミスもあってはいけないと。”実際に僕の技術が搭載された自動車が道路を走っていたら…”と想像すると身が引き締まります。クオリティが高いものをつくり出すぞ、と自分自身に緊張感を持たせるようにしています。
学生時代に取り組んだ研究を社会に還元していくことができる
―入社して感じる、コンチネンタルらしさにはどんなものがありますか?
私は、”企業の大きさ”と”やりたいことができる確率”は、反比例するのではないかと思っていました。コンチネンタルはそこが比例していると感じています。グローバルに知名度のある大きな企業でありながら、個人のやりたいことや挑戦を応援してくれる姿勢が、コンチネンタルらしさではないかと感じます。
僕の場合は、学生時代の研究内容を活用できるプロジェクトがコンチネンタルにあったことも、やりがいになっています。大学の友人を見渡すと、学生時代の研究がストレートにリンクしないこともあると思います。それでも技術を学んできた者として、技術開発を通じて世の中に貢献できるのは、コンチネンタルの仕事のやりがいではないでしょうか。
―Chotaro Y.さんのチームは、実績ある先輩方がたくさんいらっしゃると伺いました。
はい。チームには、キャリアも実績もある猛者のような先輩方がたくさんいらっしゃいます。僕も、自称かなりの技術オタクなのですが…まだまだ足元にも及びません。
困ったことがあっても、先輩方にすぐにサポートしてもらえるとてもありがたい環境なので、結果で応えたいです。
挑戦したいという意志が道を拓く。
―英語に苦手意識があったとのことでしたが、今はどうですか?
目に見えて上達していると思います!入社後すぐの半年間は、J.DRIVEプログラムの一環で基礎研修を行います。その間に、英語を叩き込んでもらいました。特に効果を感じたのはIntensive Courseというビジネス英会話のトレーニングです。2か月間、毎日2時間、みっちりです!外国人の先生1人と新入社員3人で話を続けるのですが、つたない英語でも『伝わった!』と分かったときに自信がついていきました。
就職活動をしていた時は、英語が武器ではないから外資系は無理かもしれないと思っていました。しかし、コンチネンタルの選考中に「話したいという意志があれば、育てるから大丈夫」と言っていただき、実際に入社して本当に力をつけることができています。
―学生の皆さんに向けて、ぜひメッセージをお願いします!
コンチネンタルには、自分のやりたいことに挑戦できる環境があります。はっきりとやってみたいことが見えている人はぜひ一度、コンチネンタルの採用イベントに参加してみてください!みなさんのやりたいことが実現できるかどうかを確認できると思います。”やってみたい”というその意志が何よりも大事です。 よりクオリティが高く、広く社会に役立てていくことができる技術を共に開発する仲間が増えることを楽しみにしています!