J.DRIVEプログラムマネジャーインタビュー
J.DRIVE プログラム
コンチネンタル・ジャパンでは「J.DRIVEプログラム」という新入社員(以下、J.DRIVEメンバー)向けに新人教育プログラムを実施しています。このトレーニングを通じ「圧倒的に活躍できるエンジニア」を育成し、グローバルレベルで自動車業界・社会に貢献したいと考えています。
今回は、そのプログラムの全体管理をしているJ.DRIVEプログラムマネジャーにインタビューしました!これまでのキャリアや実際にプログラムをどんな想いで設計管理しているかをヒアリングしました。J.DRIVEプログラムやコンチネンタル・ジャパンの企業としての色を理解するきっかけとしてください。
(2022年10月下旬現在)
Kozue M.
工学部を卒業後、日本航空機メーカーへエンジニアとして就職。技術バックグラウンドを活かし、プロジェクトマネジメントや顧客対応をメインにキャリアを積む。その後、日本以外の国々とやりとりをする仕事へのあこがれから外資系企業への転職を決意。米系自動車部品会社へ入社後、在米開発チームと連携を取りながらお客さまの課題解決のための提案を行う。キャリアパスの方向転換を行い人事部所属の新卒新入社員向け研修プログラム(J.DRIVEプログラム)のマネジャーに従事。
コンチネンタル・ジャパンとの出会いについて、入社の決め手などを教えてください
まず、コンチネンタルとの出会いですが、私が転職を検討していた時に相談した相手が、元同僚でコンチネンタルの社員だった事が始まりです。もともと製造業や自動車業界で働いていた事も関係して、コンチネンタルへの興味がわき選考に進みました。面接では女性の人事部長に対応していただき、女性リーダーが活躍している事を知ることができたのは、入社を決めた理由の一つになりますね。さらに、その女性人事部長と意気投合し、最終的にこのポジションへのオファーを受けることを決意しました。
現在の仕事内容、やりがい、魅力について教えてください
J.DRIVEメンバーを2年かけて育成するプログラムのマネジメントをしています。
今まではエンジニアとしてキャリアを積んできたので、人事部に所属して新人教育を担当することも大人数の部下に持つことも全てが初めての経験でしたが、最後のキャリアと決めていた職場と職責にてこのようなチャレンジができるのはとてもラッキーだと思っています。今の仕事では、J.DRIVEメンバーを一人前にエンジニアとなるようにトレーニングしていくことに全力投球しています。若手人財の成長が自分の采配次第なのは怖く感じることもありますが、それ以上にやりがいを感じています。J.DRIVEメンバーは日々違う表情を見せてくれますし、今後どのように成長するか楽しみに思っています。
コンチネンタル・ジャパンの職場環境について教えてください
オフィス全体が広々と感じるようなデザインで、カフェテリアが各階にあり、さすが欧州の外資系特有のおしゃれ感が出ている印象です。働き方も柔軟で、在宅勤務を積極的に取り入れていますし、加えてスーパーフレックス制度(コアタイムの無いフレックス制度)も活用できるので非常に自由度が高いです。また、有休も取りやすい事も特徴です。
コンチネンタルのジェンダーダイバーシティに関する取り組みついて、意見を聞かせてください
私の所属組織である人事部のトップが女性ということもあり、積極的にジェンダーダイバーシティの考えを全社へ浸透させるための活動を行っています。女性管理職の採用も積極的に行っていて、業務で連携する他の部門長の中に女性マネジャーもいます。また、女性エンジニアも活躍しており、違和感なく男性に混ざって業務をこなしています。私は、女性が総合職で働く事自体がまだ受け入れてもらえない時代を経験した事もあるので、今の職場は男女関係なくフラットに仕事が出来る環境と感じます。
将来のキャリアパスについて教えてください
新卒育成に達成感を覚えたら、最後の最後はお客さまとのインターフェース業務に戻るのもありかと考えています。現場の最前線での仕事が好き、という事もありプレイングマネジャーとしての立ち位置が私にとってはフィットしています。とはいえ、新人育成が納得できるレベルになるまで、まだまだ何年もかかりそうなので定年前にその希望が叶うかどうかはチャレンジに感じますね。
学生へメッセージをお願いします
私は色々な業界、複数の会社で務めた経験がありますが、2年間かけて新卒新入社員を育成する会社は初めてです。普通は入社前に配属が決まっていて、2か月くらい研修したら本配属になりますので、これは凄いことだと思います。コンチネンタル・ジャパンでは、本配属が3年目からで、それまでに、6か月間の仮配属として3ヵ所の事業部経験ができるため、「こんなはずでは・・・」「思っていた仕事と違う・・」というミスマッチを防ぐ事ができます。ご自身の向き不向き、興味の対象を見極める2年間を我々がしっかりとサポートしています。J.DRIVEプログラムの2年間で同期のつながりも強くなりますし、既にJ.DRIVEプログラムに入っているメンバーたちは、この期間を活用して円滑に社内のコミュニケーションネットワークを組むことができています。仮配属の経験や構築したコミュニケーションネットワークからの情報は自身のキャリアを考える上で貴重な経験・情報になると思います。