コンチネンタル自動配送ロボットが日本上陸!
コンチネンタル技術、最新技術
コンチネンタル自動配送ロボット「Corriere」
コンチネンタルでは、物流分野における人手不足などの課題解決に貢献する、自動配送ロボットの社会実装に向け技術開発を進めています。「Corriere」は、物流拠点や小売店舗などから荷物や商品を指定した場所に配送する低速・小型の自動配送ロボットです。
2023年4月1日より「道路交通法の一部を改正する法律」が施行され、一定の大きさや構造の要件を満たすロボットが届出制により日本の公道を走行できるようになり、自動配送ロボットの社会実装が本格化します。3月末には経済産業省で自動配送ロボットに関するメディア向け発表会が開催され、その発表会でお披露目するためシンガポールから日本にやってきました!
Corriereには乗用車の自動運転システム向けに使われているセンサーやカメラが搭載されており、上部に設置されている開閉式の蓋から荷物を出し入れすることができます。
「Corriere」紹介社内イベントを開催
2023年3月28日には、J.DRIVEプログラム新入社員向けにCorriereの紹介イベントが開催されました。
はじめに、開発担当者からロボットの仕組みや想定使用場面の説明を受けました。コンチネンタルのシンガポール拠点では、地元のレストランと協力し、社内でCorriereを試験的に走行させているとのことです。注文者が専用のアプリからランチを注文すると、その注文を受けたCorriereがレストランへ行ってランチを受け取り、注文者のもとに配達をする流れです。
説明後のデモンストレーションでは、実際にロボットを操作したり、自動走行する姿を見たりして、ロボットの動きや大きさ、速さを体感しました。ボディはコンチネンタルカラーで彩られ、シンプルでありながら丸みのあるフォルムにかわいらしい印象を受けました。大きさは膝上くらいに収まる高さで想像よりコンパクトでした。また、前後だけでなく360度に回転する滑らかで安定した動きに驚きました。
参加した社員は興味深そうにロボットを観察し、気になる点について開発担当者に質問をしていました。
人とともに街中を走り、家まで荷物を届けてくれる未来に期待が膨らみます!
自動配送ロボットは新たな配送方法としての役割を担うことで、物流業界における課題解決に貢献することとなります。自動配送ロボットの活躍と今後のコンチネンタル技術の発展にご期待ください!