日韓合同イベント「Diversity Day」
イベント情報
3月8日(水)に開催された日韓合同イベント「Diversity Day」の様子をお届けします!
コンチネンタルでは年齢、性別、国籍といった一人ひとりの違いを認め、尊重し合うことこそが革新的なアイディア、先進的なプロダクト、新しいビジネスを作りだす力になると考え、ダイバーシティを推進しています。
3月8日の国際女性デーに合わせ、ダイバーシティへの理解促進を目的に、ダイバーシティデーがバーチャル形式で開催されました。韓国チームと共同開催された、このオンラインイベントには両国から約500名の社員が参加しました。
当日のAgenda
1. 日本・韓国両国の各CEOからの挨拶
2. ドイツ本社・オートモーティブ人事からのビデオメッセージ
3. コンチネンタルにおけるダイバーシティ戦略
4. 日韓のダイバーシティの取り組み紹介
5. パネルディスカッション
コンチネンタル・ジャパンのヴォーフラム社長のメッセージで印象に残っているのは、ご自身が若いエンジニア時代にリモートキーを開発した時の体験談です。年齢や性別など多様な視点からのフィードバックを製品開発に取り込むことで、製品の進化につながったということでした。
韓国のキューパース社長は、ダイバーシティを推進する理由について、ダイバーシティなチームメンバーが異なる視点を取り入れることでチームはより強く、クリエイティブになると語ってくださいました。
このイベントの1つのハイライトは、コンチネンタル本社人事からのダイバーシティ&インクルージョン戦略のプレゼンテーションでした。DIB(Diversity, Inclusion and Belonging)マネジャーのヴァインツさんのプレゼンテーションで、性別や国籍など目に見えるダイバーシティを推進することだけではなく、ダイバーシティを認め、受け入れて活かすこと(インクルージョン)を同時に推進することが必要であるということ、そして、ダイバーシティとインクルージョンが推進されたその先に、社員一人一人が「自分らしさを発揮できる居場所はここにある」と感じられる状態の「ビロンギング」までを目指すと説明がありました。
各国の状況や取り組みの説明では、両国の特色が浮かびあがりました。コンチネンタル・ジャパンでは29の国と地域から約1500名の従業員が働いている国際色豊かな職場であることが特徴です。韓国では、ダイバーシティ推進の一環で、女性社員のモチベーションを高め、能力向上させるために発足されたKWE(Korea Women's Excellence)プログラムを通じて、女性社員が読書会やイベントを企画運営しているということが特徴的でした。
パネルディスカッションは、年代、性別、国籍を超え、異なる職種に就く6人の社員によるディスカッションとなりました。「ダイバーシティ&インクルージョンが実際に現場に生かされていると感じるのはどんなときか」をテーマに意見が交わされました。国際的なチームで誰もが自由に発言できる環境、これまでの経験や背景に関係なく異なる視点が尊重される環境が整っていることを実感する時間となりました。
DIBの第一歩は社員一人ひとりの意見や行動を尊重することであると思いました。周りの人に感謝の気持ちを伝える機会を作りたいと考え、イベントに合わせてオリジナルサンクスカードを配布しました。